TOPこれまでの情報配信メール令和6年度年末年始無災害運動・高年齢労働者の安全衛生対策について

令和6年度年末年始無災害運動・高年齢労働者の安全衛生対策について

※弊事務所のお客様に対し、タイムリーな情報提供を目的として配信しているメールです。

 

本日は以下についてご案内します。

 

==目次================================
【1】 令和6年度年末年始無災害運動について
【2】 高年齢労働者の安全衛生対策について
====================================

 

【1】 令和6年度年末年始無災害運動について

年末年始は、物流の増加や設備の保守点検等により作業が多くなるほか、大掃除中の怪我や積雪・凍結による転倒等、労働災害の危険が増す時季です。働く人たちが年末年始を無事故で過ごし、明るい新年を迎えることができるようにという趣旨により、中央労働災害防止協会により年末年始無災害運動が提唱されています。職場における安全衛生活動を推進する際に役立つ資料として、厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」では、労働災害のヒヤリ・ハット事例集がイラスト付きで紹介されています。ヒヤリ・ハットとは、ヒヤッとした・ハッとした出来事を指し、「危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象」のことを表しており、1件の重大事故の裏には、29件の軽傷事故、300件のヒヤリ・ハットがあると言われています。労働災害を未然に防ぐために、ぜひ一度ご覧ください。

 

■中央労働災害防止協会 「令和6年度年末年始無災害運動」
https://www.jisha.or.jp/campaign/musaigai/index.html

■厚生労働省 「職場のあんぜんサイト」
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/

 

 

【2】 高年齢労働者の安全衛生対策について

近年における少子高齢化の急速な進行を背景とし、高年齢者雇用安定法による70歳までの就業機会確保が事業主の努力義務となる等、高齢者の就労が一層進むと予測されることもあり、高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現が求められています。厚生労働省が公表した令和5年の労働災害発生状況の取りまとめによると、高齢者の就労と被災の状況として、労働者全体に占める60歳以上の高齢者の割合が18.7%であるところ、労働災害による休業4日以上の死傷者数に占める60歳以上の高齢者の割合は29.3%でした。また、60歳以上の労働災害発生率(※)は、30代と比較して男性は約2倍、女性は約4倍となっています。※労働者千人あたりに対する、死傷病者の年間の割合こうした状況の中で、厚生労働省では、高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドラインを公開しています。すべての働く人の労働災害防止を図るため、職場環境の点検に役立つ資料として、ぜひご参照ください。

 

■厚生労働省 「令和5年の労働災害発生状況を公表」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40395.html

■厚生労働省 「高年齢労働者の安全衛生対策について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/newpage_00007.html

 

 

なお、弊事務所ホームページでは法改正情報等のニュースやコラムを定期的に掲載しておりますので、是非ご参照ください。
■法改正情報
https://www.ohno-jimusho.co.jp/special_info/sp03/
■大野事務所コラム
https://www.ohno-jimusho.co.jp/category/cate-3/#catetitle

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